タルマ・ローベル「赤を身につけるとなぜもてるのか?」を読んだ

この本、

タイトル的に恋愛系の話を多く書いている心理学の本かな?と思ったけど、

恋愛の話はそこまで多くなかった。(1/3くらい?)

 

大学で行われたような実験をもとに、色々の心理学的な興味深いトピックを展開していくのだけれど、

まーえらく内容がわかりやすい。

しかも各章末にはその章のまとめまで書いてあるという丁寧さ。

 

興味深いトピックとは。

例えば、

温かいもの・柔らかいものを触ったり、そういう環境にいると、

人間的にも温かみを感じる。

履歴書が重いと、評価も良くなる傾向がある。

などなど。

 

外部環境(温度や明るさ、色など)によってどのような印象を無意識に人は受け、どのような行動傾向が表れるか。

またその逆に、ある行動をとった後に人がとりがちな行動(例.手を洗う)などが書いてある。

 

身長と職業の地位には強い相関が見られるそうだ。

持っているコーヒーカップのサイズでさえ影響するというのだから驚きだ。

 

さいごに。

どーでもいいんだけど、

このタイトル「赤を身につけるとなぜもてるのか?」はどうなのかな、、

本文でのこの答えは「実験したらそうだったから」でしかないような気がする。

まあ、このほうが売れると判断してだと思うけど、本に書いてあるほかもろもろのことが、このタイトルだと全然触れられていない。

「赤」に関する話以外の方が興味深かった自分としては、このタイトルでは少しもったいない気がする。

 

 

本田健「20代にしておきたい17のこと」を読んだ

ユダヤ人大富豪の教え」を遠い昔、

祖父に勧められて読んだ。

そんな記憶が蘇る、同じ著者による本。

 

20代は4,50代から振り返るとどう見えるのか?

それを知りたいと思って読んでみた。

 

「失敗すること」を大切に

 

これは会社の上司にもよく言われている。

失敗、チャレンジすることの大切さ。

失敗するリスクのある行動・決断は歳を取るとどうもできなくなってくるらしい。

 

ここがひっかかる。

これは、家庭を持ったり、責任ある役職につくことが多くなるからだろうか?

 

それとも脳の発達的に、

リスクをとったりチャレンジすることに(不可能に近いレベルで)消極的になっていくから?

 

このどちらかで意味合いが違ってくる。

前者であれば、この傾向は時代によっても変わりそう。

例えば、家庭をもつ割合は今後少なくなっていくような気がするし、本が出版された当時(2010年)と比べて、転職も増えて、個人の生き方もかなり多様になっていると思われる。

 

一方で、脳みその問題であれば、そうはいかない。

安定志向を重視するように脳の構造が変わっていってしまうのであれば、

時代が変わろうが、本人の意識で抗うことはできないように感じる。

 

まあとにかく失敗は大事、と。

本には、「成功した人のほとんどは若い時に大失敗している」とも書いてあった。

 

「失敗しろ」は語弊があるので、

「失敗を極度に恐れすぎるな」くらいに受け取っておく。

 

年を取るほどに、情熱を持つことが難しくなっていく。感性がにぶる。

 

おー、こわ。

今でも、情熱を持った行動なんてできている気がしないが、

今後ますます悪化するらしい。

 

一方恋愛は性格を相手に合わせたりの融通は効かなくなるし、

結婚を考えたりすることで、恋愛だけを楽しめなくなるらしい。

歳を重ねることに何一ついいことがないような気がしてくる。

 

あと、著者は若いうちからいろいろな人にインタビューをした経験があるそうだが、有名な人でも実際に会ってみてがっかりするケースは半分を超えるそう。

 

これは意外に感じた。

金持ちだからといって、人生に成功しているとは限らないということ、か。

 

自分の人生を変えるために「人に会うこと」は案外効率が悪いらしく、著者は「本を読むこと」をおすすめしていた。

 

 

 

再就職手当なるものもあるらしい

ついこの間に失業保険に関する記事を書いてから

memorandamu.hateblo.jp

 

まだ日も経ってないが、ちょうど知り合いが仕事をやめた。

 

 

失業手当は失業中にお金を貰えるだけでなく、

再就職してもお金を貰える場合があるそうだ。

 

そこで、

どうすれば受給することができるか・受給資格があるか

を知り合いに代わって調べてあげた。

 

結果から言うと、知り合いが手当を受給することはできないことがわかったが、

そこまでの過程を書いておく。

 

 

まず、失業保険を受け取る資格が本人にあるか?

その条件は、

「離職以前の2年間に、雇用保険期間が12ヶ月以上あること」

 

彼の場合、離職は今年の3月末とのこと。雇用保険期間も12ヶ月はありそう。

(ちなみに雇用保険期間は身分証(運転免許証や住民票)を持参の上、

ハローワークに行けば加入期間を調べてもらえる)

 

では手当はいつから貰えるか?

それは「受給資格決定日」から7日経った日から。

受給資格決定日とは、離職票の提出と、求職の申し込みをした日。

 

ここまで調べたタイミングで、どうやらすでに知り合いは内定に近い再就職先を得ていたことがわかった。

 

まだ選考フローの途中であったため、

再就職手当の条件である

「受給資格決定前から採用が内定していた会社でないこと」

の条件はクリアーしているが、

 

「離職理由による旧制限を受けた場合(自己都合退職とか)、待機満了後の一ヶ月はハローワークまたは、職業紹介事業者の紹介によって就職すること」

の条件が満たせずアウト。

 

残念ながら給付対象外であるということがわかった。

 

https://www.lcgjapan.com/pdf/lb05414.pdf

 

 

 

ロバート・グリーン「権力に翻弄されないための48の法則(上)」を読んだ

タイトルどおり。

 

この本、読む前はなんとなく心理学系の本かな。とか思ったけど、

実際は、帝王学?とかに近い感じ。

趙匡胤とか、秦の始皇帝とか、カエサルとか、

過去の有名人の逸話・寓話を引用して、

歴史から学ぶ。みたいなスタンス。

 

世界史とかのエピソードはやっぱりスケールが違うし、読んでて面白いんだけど、常人が真似できるかと言われるとちょっと..

例えば、「法則7 他人を自分のために働かせよ、ただし手柄は決して渡すな」

とか。

友人にこそ汚れ仕事をやらせろ、くらいに書いてある。

コワイヨ..(´・ω・`)

 

そういうわけで、書いてあることを全部実践すると言うよりも、具体的なエピソードの方を楽しんで、肝心の内容は話半分に聞くくらいのほうがいいかと思う。

 

その中でも僕的に面白かったところ3点をピックアップ。

 

 

1つ目。

人は見かけの態度を本物と思い込む。例えば、偽りでも鷹揚な態度を取れば、それに気がつく人は殆どいない。なぜなら、そう考えたほうが心が落ち着くから

 

っていう話。

 

 

そもそもなぜ私がこのやや古めの本(平成11年)を知ったかというと、

「ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル」

という、過去に話題になった本で、紹介されていたからだ。

こっちの本はとにかく、「自信もて」「(ナンパの)数こなせ」「身だしなみ整えろ」

などなど書いてあったのだが、

なぜその本で、「権力」と入ったこの本がおすすめされているのか分からず、気になっていた。

 

それでこの部分を読んで、自分的に納得。

 

モテ本だけじゃなくて、「自信もて」系のアドバイスって、プレゼン・営業とか、社会人向けの自己啓発本でも頻繁に推奨されていると思う。

が、

なぜ自信を持つとうまいこと行くのかの理由が今一釈然としてなかった。

 

なるほど、一度与えられた情報を、わざわざ疑うって行為にも労力がかかるから、それを惜しんで人はすんなり相手の自身を持った態度を信じちゃうっていう仕組みなのか。

 

言われてみると、こういう考える手間を省くって自分もよくしている気がする。

当然相手が明らかにダマしに来ているなら、こちらもある程度身構えるけど、例えば初対面の人とお話するときにまで、常に相手の態度を疑うようなことはしていない。

 

「自信もて」系のアドバイスはよく聞いていて、でもいざ実行するのが難しかったけど、「なんで自信持つといいの?」ていうところの糸口が今回わかった気がした。

 

 

2点目。

必要以上に喋らないといいことがあるかもって話。

 

沈黙は相手を不安にし、相手はなんとかして、相手の沈黙の意図や目的を解明しようとする。

すると、口数の少ない人は、深淵で謎めいた人のように見えてくる。

 

というような要旨なんだけど、

面白いのは、アンディ・ウォーホルはこれを実際にやってみてたってこと。

 

後年、ウォーホルは、インタビューを受けるたびにあえてどっちつかずの回答をし、インタビュアーを悩ませ、作品への深遠さを沸き立たせたという。

 

確かに、

偉い人がよくわかんないこと言ってたら、

「僕にはわからないけど、さぞすごいことを言ってるんだろうなー」と思うことがよくある。

言ってる意味わかんねー、とは思わない(思えない)。

 

そういう心理に気づいたウォーホルのような人物があえてそれをやり始めたら、このテクニックを知らないと、「なんとなく凄そう」という印象を持つことは避けられないと思う。

さっきの話と同じで、相手を疑ったりすることは、やっぱりある程度必要と感じる。

 

最後3点目。

付き合う人間を考えろって話。

これは耳が痛いけど、、

 

自分と似た性格の人と付き合うのは心地いいけど、

(きっとその友人と似ているであろう)欠点も増幅されてしまうので、

人付き合いは考えろよ。

と、、

 

確かに「あたりまえ」は人・コミュニティによっても違うし、食わず嫌いしないで、自分と違う性格の人間とも付き合うことを意識的に行わないと、一般的な常識と、気づかずに離れていってしまうことはありそう。

実行できるかは別として、意識はしておきたい。

 

 

あ、あとちなみにこの本は上・下巻の構成で、

今回取り扱う上巻の方は法則26まで書いてある。

下巻の方は、気が向いたら読もうかなー、と思います。

 

 

 

 

マット・リドレー「赤の女王 性とヒトの進化」を読んだ

タイトル通り。

ちょっと気になった点を数点メモ。

 

哺乳類には1世代1ゲノムあたり約100の突然変異の遺伝子が含まれている。

この遺伝子は親の遺伝子とは異なっていて、酵素のコピーミスや宇宙線の影響により、発生する。

 

遺伝子は、てっきり父親から半分、母親から半分を受け継ぐものだと思っていたが、ごく僅かにそうではない部分があることを知った。

 

身長・体重、知能指数まで、遺伝要因であることがわかってきた中で、

それでも、

すべてを遺伝要因では片付けることはできなさそうだ。

 

キノコは有性であるが、オスは存在せず、しかしながら、何万もの性の種類がある。

 

これすごい。

どういうことかというと、

ヒトの場合、生殖はオスとメスでしか行えず、自分基準で考えると、約半分のヒト(自分と同じ性別)とは生殖を行えないことになる。

例えば、性の種類が3種類の場合、生殖が行えない割合は1/3に減り、

さらに、キノコのようにどんどん性種が増えれば、ヒトのように性差を理由に繁殖が行えない確率はかなり低くなる。

すごい、SFとかにありそうな設定だ。。

今の同性婚の問題とかも突き詰めると、こういう形にできればある意味の解決になるかもしれない。

 

母体によるホルモン分泌量は、子の性格に影響を与える。

母親のテストステロン値が低いと、子の容貌・態度はより女性的になる。

例えば、胎児の時にテストステロの刺激が通常より低かった男性は、内気・優柔不断・軟弱になり、逆の場合は、ケンカっ早くなる傾向がある。

 

まあ、出版されてから時間が経っていることもあり、(1995年)

今だったらポリコレ的にアウトな表現も気にするが、、

 

ちなみに、テストステロン値が低い女性とは、どういうケースだろう?

それは、例えば卵巣を持っていないターナー症候群の女性だったり、

(精巣ほどではないが、卵巣もテストステロンを分泌する)

糖尿病患者で妊娠中に母親が女性ホルモンの投与を受けていた場合などがある。

 

最後、

パートナーに対する女性の性的嗜好は、女性の富、権力、社会的地位が向上するにつれて、差別的でなくなるどころか、ますます顕著になっていく

 

またしんどいところである。。

女性的には、財産があれば、異性を選ぶ際に、相手への金銭的な頼り強さを考慮する必要がなくなり、より性格が合う人だったり、よりイケメンの人だったりを選ぶ余裕が生まれてきそうであるが、

(お金に縛られない分、より自由な選択ができそう)

実際にはそうはならないらしい。ただしあくまで傾向の話。

【ざっっっくり】退職時にもらえる失業手当とは

先日ツイッターのTLで「失業手当がもらえるようになった」というような内容のツイートが流れてきた。

 

そういえば、「失業手当」って名前は聞いたことがあるけど、具体的にどんな人がどんな条件で貰うことができるのだろう?

いつかなにかの参考になるかもわからないので、調べたことを書いておく。

 

条件など詳細は、書き連ねると膨大になるので、ここでは触りの触りだけ書く。

詳しくは厚労省のページ以外に

↓以下のサイトとか↓がわかりやすかったです。

失業手当(失業保険)はどんな人がもらえる? 金額・期間・手続き方法を解説【社労士監修】| マイナビ転職 転職実用事典「キャリペディア」

 

 

曰く、

 

「『失業保険』は、

公的保険制度の一種で、正式には雇用保険と言う。失業した場合や、自己都合退職時に、『失業手当(正式には基本手当)』を受給することができる。」

 

条件は、

「離職以前の2年間に、雇用保険期間が12ヶ月以上あること」

ただし、

別居・通勤困難・介護・倒産などが退職理由の場合、

上記の条件とは別の特別なパターンもあるようだ。

加えて、

「再就職への積極的な意思があること。」

 

給付日数は、

保険期間に応じて、90日~150日まで

(特別パターンはまた別。MAX1年弱くらい)

 

そして、肝心な貰える金額。

基本手当日額=賃金日額(月給*6/180(日)*給付率(50~80%)

だから、

年収の半分の、3/4くらいで、月給4.5ヶ月分とおぼえておけばいいかな

ここに加えて、もらえる金額の上限(・下限)がある

 

給付率・上限金額は年齢に応じてのレンジで決まる。

給付率は50~80%のレンジで、

賃金日額の上限は、年齢によってかわるが大体15,000円で、基本手当日額の上限は7~8000円くらい。

 

 

例えば、新卒大学生が入社から丸1年後に退職すれば、

[賃金日額]20万円*6ヶ月/180=6,666円

[基本手当日額]約5,000円 ※0.8*賃金日額-0.3{{賃金日額-5010)/7320}*賃金日額

[受給額]5,000円*90日=だいたい450,000円くらいもらえるのかな

 

手続き場所は各種書類を準備してハローワークにて。

 

 

 

最後に、

あくまで本記事は概要の説明であることに加え、情報が正しくない場合があるため、あくまで参考程度に留めていただくことをお願いしたい。

 

「錯覚の科学」読了。一つだけ面白かったところ

クリストファー・チャブリス・著「錯覚の科学」を読みました。

ので、その感想と、ダイジェストをお届け。

 

 

脳科学・心理の観点から、驚くような(特に悪い方の)人間のクセ・傾向を書いてる本。

ジャンル的にはよくある部類だと思うけれど、もともと海外の本で、わざわざそれを訳しているだけあって、いい感じ。

読みやすいし、巻末には参考文献・論文の一覧があって根拠を追おうと思えば追えるようになっている。

 

ただ..私個人的にはあまりおすすめできる本には入らない。。

というのも刊行が2011年ということもあり、情報の鮮度に少し自信が持てない。

特にこの本のような「脳みそ」に関する議題は、「宇宙」と同じくわかってないことが非常に多いだけに、頻繁に説が変わってしまうカテゴリのひとつだ。

であれば、もう少し最近の本を読んだほうが、情報に信頼が置けるように感じてしまいます。。

 

ただ、人間の性質的にかかってしまいがちなバイアスの説明のいくつかは確かにうなずけるところもあり、そうした点を知っておくだけでも普段からの意識が変わると思われる。

その点についてがこの本の良かったポイントでもあるので、前置きが長くなってしまったが、紹介させていただく。

 

 

まとめると、

「私たちの脳は、①ものごとをパターンで捉え、②偶然のできごとに因果関係を読み取り、③話の流れの前後に原因と結果を見ようとする」ということだ。

 

以上のまとめを3つに区切ってもう少し説明する。

ひとつめのパターン認識は、環境や状況の判断、計算にかかる労力を削減するために、脳が推理・予測・感知するシステムだ。

問題なのは、実際そこに常にパターンがあるとは限らない点で、

にもかかわらず、パターンを読み取り、因果関係を推論してしまう。

壁のシミや無作為なはずの模様を見ていると、そこに動物やヒトの顔が浮かんで見えるようなの経験がある人は多いと思う。

因果関係の結論ありきで、パターンの方を自分に都合のいいように後から組み上げてしまうこともあるそうだ。

 

 

ふたつめは、「因果関係と相関関係は同じではない。」ということである。

 

例えば、50m走のタイムと靴のサイズに逆相関があるからと言って、普段より大きな靴を履けば50m走のタイムが縮むわけではない。

(ここでは【年齢】という要因で、【スピード】と【靴のサイズ】とのそれぞれの関係を説明できる。わかりやすく言えば、大人より子供のほうが走るのも早いし、大きな靴を履く。ということだ。)

 

これ自体は割と有名な考え方であると思うし、私も知っていた。

(私がはじめにこれを知ったのは、「ヤバい経済学」を読んだときだったと思う)

 

では、相関関係を元にどうやって因果関係があるかを調べるのか。曰く、実験によって”しか”あり得ないらしい。

しかも、その実験が本当に無作為な集合に対して行われているか、因果のやじるしの向きはどちらなのか、などなどの検証はこれまた難しい作業という。

 

3つ目はそのままであるが、

いくつかの事実が与えられると、聞いた側の人は、話の前後に因果関係のストーリーを勝手に解釈するときがある。ということ。

例えば、「昨日の夜はたくさんの酒を飲んだ。今日は気分が悪い。」と聞けば、

普通、「酒の飲みすぎで気分が悪くなったのだろう」と推論する。

だが少し考えるとこの推論は常に正しいとは限らないことが分かる。

 

この例は単純すぎるかもしれないが、このように語られていないはずのストーリーを推測してしまう場合は大いにありそうだ。

当然こうした推論を逆に全くしなれば、きっと人の話を聞くのはかなり疲れるだろうし、きっとお互いの話はかみ合わないだろう。

 

 

 

以上3点が、人間の知覚バイアス?とでもいうべき一つ例として挙げられると思う。

昨今の新型コロナウイルスへの対応などは、かなりこうしたバイアスを我が身ながら知ることのできるいい例になると思った。